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Character Truth

​ヴァールハイト(ヴァールハイト・タールベルク)

性別:男/年齢:21歳/誕生日:8月29日

「綺麗なものを見た。汚いものもたくさん見た。それでもなお、この星は美しい」

茶髪のふわふわ頭が特徴のドイツ出身の青年。双子の幼馴染がおり、幼い頃は双子に振り回されてばっかりだったため泣き虫だった。成長してからは二人の保護者役になっている。

地球を愛してやまない常識人(変人)。何らかの形で方舟計画にかかわり、星の舟に乗って宇宙に飛び出す。しかし守り人たちの元にやってきてからは、昔の記憶があやふや。自分の体を探すために宇宙を旅することに。

出会った探査機たちに「パパ」と呼ばれるようになる。最初は戸惑っていたものの、この生活も案外捨てた物じゃないと気に入っている様子。ボイジャー2号とは仲が悪い。マリナー2号とはあまり関わりたくない。

星の墓場の守り人(地球

性別:女/外観年齢:?/誕生日:?

「本来、ここはお前がいるべき場所ではない。帰っておいで、地球(わたし)の元に

銀髪碧眼、瞳は海を思わさせるどこか神秘的な女性。人類や探査機たちを我が子と称し、「ママ」と慕われている。表情の変化が乏しい。

料理は見た目は完璧なのに無味無臭。ヴァールハイトが作った料理を食べて食に目覚める。

アリシア(星の舟)

性別:女/外観年齢:5歳/打ち上げ日:10月30日

「………………ぅ」

ヴァールハイトに寄り添い続ける謎の少女。無口なので基本的に目で訴えてくる。

常にヴァールハイトを守るような行動をとる。

ロゼッタ

性別:女/外観年齢:14歳頃/打ち上げ日:2004年3月2日

「ねぇフィラエ。私たち、最高のパートナーよね」

フィラエの相棒。女の子らしくオシャレや恋バナに興味津々。パパになってくれたヴァールハイトにもよく甘えている。フィラエが自分以外の女の子と親しげに話しているとぷんぷん怒る。

自分はフィラエのために生まれたという意識が強いため、彼が無事なら自分はどうなっても構わないと思っている。だが本当は二人ずっと一緒にいたいという気持ちもあったため、「行かないで」という言葉がフィラエにとって重荷になってしまったのではと危惧している。

フィラエ

性別:男/外観年齢:11歳頃

「もちろんだよロゼッタ。僕たちは二人で一つなんだから」

ロゼッタの相棒。ロゼッタよりは大人びているようだが、負けず嫌いなところがある。ロゼッタに近づく男に対しては容赦なく純粋な言葉で相手の傷をえぐる。

ロゼッタとは二人で一つという意識が強いため、ロゼッタがいなくなると生きている意味がなくなると思っている。ロゼッタの「行かないで」という本音は、フィラエにとってはとても嬉しいものだった。彼女を泣かせてしまったことだけは申し訳なく思っているが。

ボイジャー1号

性別:男/外観年齢:8歳頃/打ち上げ日:1977年9月5日

「おれは2号のお兄ちゃんだから! おれがしっかりしなきゃいけないんだ!」

元気いっぱいショタ。パイオニア11号と仲が良く、守り人やヴァールハイトに甘えてることが多い。ボイジャー2号の双子の兄。彼よりも見た目が子どもなのは何かしら理由があるようだが、1号はよくわかっていない。

宇宙に旅立つことを怖がっていた2号のことを兄として励まし続けた。しかし同日打ち上げ予定だったはずが、1号に不備が見つかり自分だけ地球に残ることになってしまう。​一緒に行こうと約束した弟を裏切ってしまったことに罪の意識を感じており、再会したあとも関係はぎくしゃくしたままである。

ボイジャー2号

性別:男/外観年齢:20歳頃/打ち上げ日:1977年8月20日

「確かにアイツは気にくわない。けどオレはな、ママを否定することは絶対にしない」

残念ながらマザコン。ママである守り人にべったりな様子は周りをドン引きさせる。周りを下に見ているような発言が多いが、実はツンデレじゃないかという噂もある。ヴァールハイトとは犬猿の仲。双子の兄であるボイジャー1号とはうまくやっているように見えて確執がある。出来ることならば、1号には宇宙の孤独を知ることなくそのまま地球で朽ち果てて欲しかったと思っている。

いまだに宇宙を旅する彼が望むことはただ一つ、「地球で眠ること」だ。

「……地球に、帰りたい」

ボイジャー2号が守り人に出会う前の姿。通称ヒッキー。緑の布をかぶった全裸が特徴。

この頃の彼は無口で表情の変化が乏しく、感情を持ち合わせていないようで、まさに機械のようだった。

だが地球への想いを完全には捨てきれず、それは彼自身を苦しめた。「機械になりきれなかった人間」と称するのがふさわしい。

ちなみに今のボイジャーにとって、この頃は黒歴史である。なので話題にだしてはいけない。

パイオニア10号

性別:女/外観年齢:14歳頃/打ち上げ日:1972年3月3日

「パパ、私はあなた達人間の役に立つために生まれました。だから一人ぼっちの宇宙も、怖くありません」

幼い見た目ながらもみんなのお姉ちゃん役のしっかり者。ジェネシスやボイジャー2号も彼女に叱られると強く出れない。ロゼッタやジュノーと一緒にいることが多い。妹のパイオニア11号をとても可愛がっている。

自分は人間のために生まれ、人間のために命を賭すことが一番の幸せで、正しいことだと思っている。そのため周りの探査機たちには理解されない。ただ、この考えが探査機、あるいは一つの魂として正しいのか間違っているのかはわからない。それでも彼女は宇宙の残酷さに気づかないふりをして、人間たちのために旅を続ける。

​パイオニア11号

性別:女/外観年齢:8歳頃/打ち上げ日:1973年4月6

「ねーさま! 私、ねーさまと同じ名前をもらえてよかったわ!」

元気いっぱいロリ。ボイジャー1号と仲が良く、守り人やヴァールハイトに甘えてることが多い。最近パパに恋をしたらしく、アリシアは恋のライバル……といいつつもよく一緒に遊んでいるので仲はいいらしい。姉のパイオニア10号を尊敬している。

パイオニア10号と同じように、人間のために尽くすという考えを持っているが、10号ほど固執していない。姉である10号に褒められたいという思いこそが、彼女を一番奮い立たせているからである。

マリナー1号

性別:女/外観年齢:?歳/打ち上げ日:1962年7月22日

「ねぇ、マリナー。頑張ってね」

マリナー2号の姉。とても弟思いの姉だったらしい。

マリナー1号は自分の最期を悟っていたかのような言葉をマリナー2号に残し、宇宙へ旅立った。しかし彼女の乗ったロケットは打ち上げられた数分後に指令破壊され、爆発。そのまま大西洋に落下した。

​最愛の姉の最期は、マリナー2号の心に深い傷を残すこととなる。

マリナー2号

性別:男/外観年齢:22歳頃/打ち上げ日:1962年8月27日

「笑っちゃうよねぇ。君も僕と同じで、本当は人間なんていなくなればいいって思ってるんでしょ?」

女装男。女装の理由を「自分に一番似合うと思ったから」と公言するが、本当は姉の姿を忘れないためである。相手をいじめて楽しむSな性格。特にヴァールハイトには容赦がない。何かと図星を突いてくるから怖い。

​最愛の姉であるマリナー1号の最期のこともあり、極度の人間嫌い。何故姉ではなく自分が生き残ってしまったのかという疑問を抱き、自らを責め続ける。時々ジェネシスに姉の姿を重ねている様子。

マリナー9号

性別:女/外観年齢:17歳頃/打ち上げ日:1971年5月30日 ※企画出身

「兄のことは大嫌い。私に全部押し付けて、自分は海の底で眠ってるんだから。本当に勝手よね

チキン。マリナー2号に似て相手をからかったりするが、凄まれたりするとすぐに命乞いをする。結構夢見る乙女である。ボイジャー2号は怖い。マリナーシリーズの末っ子に近いため、プレッシャーがやばい。

兄である8号のことは嫌いな様子。本来は二人で協力しミッションを行うはずだったが、8号は打ち上げられて数分後に大西洋に落下し、彼女は一人残される。そのことがどうしても許せないらしいが、二人で宇宙へ行きたかったという本音も隠れているのかもしれない。

性別:女/外観年齢:21歳頃/打ち上げ日:2001年8月8日  イラスト:八紡

「嫌なことがあったら酒でも飲んで忘れりゃいいんだよ! それがうまく生きていくコツだ!」

包容力のある姉御肌。終わりよければ全て良しな性格。女子力が低く不器用。お酒を飲むと手がつけられない。いつもガリレオやボイジャー2号を巻き込んで酒盛りしている。

​生まれた時から自分の結末がわかっていたジェネシスだが、「もう少しかっこいい最期を迎えたかった」と言いつつも満足はしている。自分を宇宙へと連れて行ってくれた相棒との約束を果たせたからである。

性別:女/外観年齢:13歳頃/打ち上げ日:2011年8月5日

「私の帰る場所はレオの隣だよ。だからレオも、私の隣に帰ってきてね」

無表情が基本。彼女の面倒を見たガリレオでさえ、ジュノーの笑顔を見たのは一度だけらしい。よくロゼッタやパイオニア10号に着せ替え人形にされている。最近納豆が食べられるようになった。

ガリレオの義理の妹。彼と出会った当初のジュノーはまさに「機械」で、感情を持たず、自分のこともよくわかっていなかった。ガリレオと出会い、感情豊かな彼を真似ることで自分を作り上げていった。そうして、それまで空っぽだった彼女は「彼の隣に帰りたい」という願いを手に入れた。そっけなく見えるが、ガリレオを心から慕っている。

性別:男/外観年齢:19歳頃/打ち上げ日:1989年10月18日

「ジュノー。空っぽだった君に、オレは何かを残してあげられたのかな」

常識人&ツッコミ役。ガリレオのツッコミがなければ無法地帯になることが多い。ジェネシスやボイジャー2号にはいじられることが多い。辛い。ヴァールハイトとは気が合う様子。超甘党らしい。

ジュノーの義理の兄。今でこそ感情豊かだが、彼もジュノーに出会う前は「機械」のようだった。全て燃え尽きてしまっても何かを残せるはずだと考え、自分と同じ最期を迎えた彼女の面倒を見ることになった。そうして、二人は互いに帰りたいと思える場所を手に入れる。しかし最近ジュノーがそっけないので反抗期かと思っている。

性別:男/外観年齢:12歳頃/打ち上げ日:2003年5月9日

「パパの心臓の音、大好きなのです……」

おっぱい大好き少年。よくジェネシスに頭をぐりぐりされている。イタズラ好きな面もあり、パスファインダーとは気が合う様子。日本食の素晴らしさを広めようと納豆テロをすることもしばしば。あまり口には出さないが、本当は守り人やヴァールハイトに甘えたいと思っている。

​宇宙で自我が目覚めた彼は人の温もりを知らず、ひたすら孤独と寒さに耐え続けた。彼が母の温もりを知ったのは最期、自分の体が炎に包まれた時である。おっぱい好きだが、本当は心臓の音を聞くのが好きという意味で、なんだか安心するんだとか。

性別:男/外観年齢:18歳頃/打ち上げ日:1996年11月7日 ※企画出身

「おいやめろパスフィ! 俺はお前と違ってアホじゃないんだぞ!」

パスファインダーの相棒。基本引きこもり体質なので、パスファインダーに外に引きずり出されることが多い。よくツッコミを任せられるが手に負えないとわかるとガリレオに全て押し付ける。ひそかにソジャーナを可愛がっている。周りにはパスファインダーの保護者という認識をされている。

火星のミッションにてもっとも成果を残した彼は自信家であり皮肉屋でもある。このくらいの結果を残すのは当然のことと考えているが、褒められると照れる。ミッション中もパスファインダーのことを気にかけていた。

性別:女/外観年齢:18歳頃/打ち上げ日:1996年12月4日 ※企画出身

「あたしこそ真の自由に愛された女! マーズ・パスファインダーちゃんよ!」

サーベイヤーとはいい相棒。サーベイヤーがひ弱な分パスファインダーはパワフルで何事にも全力投球し周りを振り回すこともしばしば。趣味はサーベイヤーをいじることとソジャーナをぷにぷにすること。

自由の国に生まれ、自由を求めた名を与えられ、自由を手にした記念すべき日に火星に降り立った彼女もまた何よりも自由を愛していた。「もともと一週間の命だったわけじゃん? 三か月も生きられたんだから、サーベイヤーも文句は言えないでしょ!」と彼女は語る。

ソジャーナ

性別:?

「そじゃーな!」

ソジャーナはソジャーナ以外の何者でもない。そーじゃな!

星の墓場

性別:女/外観年齢:?/誕生日:?

「地球、貴女は愚か者よ。あの星は、魂たちを閉じ込める牢獄でしかない

こは母なる星の海。幾多の魂が眠るこの場所で、彼女は我が子を待っている。

彼が選んだ答えを知るために。

Character Truth -SIDE Earth-

テオ(テオ・ツヴァンツィガー)

性別:男/年齢:21歳/誕生日:7月7日

「ヴァルは泣き虫だからな! 地球に帰って来た時、俺たちがいないと一人ぼっちになっちゃうだろ?」

エルゼの双子の兄でヴァールハイトの幼馴染。エルゼよりは慎重なタイプだがそれでもやんちゃな方。妹思いで、ヴァールハイトになら妹を任せられると口にする。エルゼの特異体質について、周りは憐れむような視線を向けることが多かったが、テオはエルゼを疑うことなく信じている。自分にはないのが残念だが。

​突っ走るエルゼのストッパー役。仮に罪を犯すことになっても命に代えてエルゼを守る決意をしている。

エルゼ(エルゼ・ツヴァンツィガー)

性別:女/外観年齢:21歳/誕生日:7月7日

「私はヴァルちゃんが帰ってくるって信じてる。だからおばあちゃんになっても、ここで待ってるよ

テオの双子の妹でヴァールハイトの幼馴染。押すなと書かれたボタンがあったら躊躇なく押すような好奇心旺盛な性格。ヴァールハイトとは「お互い残り物になったら一緒になろうね」と冗談を言い合うような仲。普通の人には見えない、星の欠片に宿る魂を視ることができる不思議な体質を持っている。

地球に帰ってこれないヴァールハイトのため、様々な魂たちの力を借りて彼の帰還方法を探すことになる。

ぷにちゃん(スプートニク1号

性別:女/外観年齢:5歳/打ち上げ日:1957年10月4日

「私にとってエルゼは、この世界よりも大切な人だから」

エルゼを第一に考える頑張り屋な少女。スプートニク1号に実際に使われた星の欠片としてオークションに出され、テオとエルゼの両親に買われる。誰も自分の声に気づいてくれないと嘆いていた時、エルゼだけが彼女を見つけてくれた。「ぷにちゃん」はエルゼがくれたあだ名。しかし、スプートニク1号としての記憶はほとんどない。

エルゼとテオとヴァールハイト、三人が笑いあっている姿を見るのが大好きだった。エルゼだけでなく、自分の姿が見えていないはずのテオとヴァールハイトが、ちゃんと自分をそこにいるものとして笑いかけてくれることが彼女にとって奇跡のようだった。

性別:男/外観年齢:?歳/誕生日:?

「人類はいずれこの星から姿を消すだろう。君たちは気づくのが遅すぎたんだ」

地球(守り人)に瓜二つの青年。

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